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デジタル ワーカーの未来:インテリジェント プロセス オートメーション

Colin Redbond: コリン レッドボンド

Blue PrismがRPAを発明したことは有名ですが、AI(人工知能)の世界では、「Blue PrismもインテリジェントRPAなのか?」とよく尋ねられます。

Blue Prismが2012年に「RPA」という用語を作り出したとき、顧客と密接に協力して開発した、エンタープライズ スケールの動的な自動化という意味で用いました。人間のオペレーターの行為でさえ正確に再現できるのです。つまり、同じインターフェースを使用して、同じ複雑な意思決定を再現し、タスクを手動で実行する人間のオペレーターが何を行うかを「理解する」ことによって、パフォーマンス、環境要因、変動するデータといった各種可変要素に順応するのです。

オックスフォード辞典の定義そのものであれば、Blue PrismはとっくにAIに分類されるでしょうが、他のもっと原始的な「マクロ記録」テクノロジに基づくツール、または低レベルのハード コーディングされたインタラクションによって制限されるツールでは、同レベルの高機能を達成できないでしょう。

2016年、Blue Prismは光栄にも、AIのベスト エンタープライズ実装として、AIONICSアワードを受賞し、インテリジェントRPAプラットフォームとしての地位がさらに確立されました。

ですから、「Blue PrismはインテリジェントRPAなのか?」という問いには、こう答えます。

「その通りです!」実際に、発明したと言うこともできます。まだテクノロジが成熟していないと言うこともできるでしょうが、我々は広範な

ートナー エコシステムとともに、独自の強みを発揮し続けます。

AIの定義が進化していることも承知しています。AI効果と呼ばれるもののおかげかもしれません。テクノロジがどんどん前進しているため、以前ならAIに分類できたようなものでも今では珍しくないメインストリームになってしまっており、もはやAIとは見なされなくなります。

実際、NLP、コンピュータ ビジョンといった、「プレパッケージ」のコグニティブ サービス機能は、もはやAIに分類すべきではないという主張すらあります。このような機能をサポートしているモデルは、非常に複雑であるため、今もAIの条件を満たしているというのが、我々の見解です。皆さんの見解も様々でしょうが、確かなのは、我々(およびRPA市場の他のベンダー)は、自社のメッセージに矛盾することなく、誠実であり続ける責任があるということです。「インテリジェント プロセス オートメーション」の概念が過大に膨らみ、消費者を魅了する誇大広告が出現し始めているためです。

Blue Prismでは、もっと現実的なアプローチをとっています。ほんの少し俯瞰して考えると、テクノロジの進化と見なさず、「新種」のRPAを定義することには、ある種の危険が伴います。

  • 自動化ソリューションを探し始めた本来の理由、そしてビジネス メリットが見過ごされがちになります。我々のプラットフォームでどのようなインテリジェンスを提供するのか、または、我々のAI戦略はどうなっているかと尋ねられた場合、私はまず、「どのような業務の問題を解決しようとお考えですか?」と返答することにしています。いささか気まずい沈黙が生じることも多々あります。成功するRPAプロジェクトを考えるときに、常に正しいのは、弱いか強いか、狭いか広いかなど、使うAIのレベルを分類することなど忘れることが重要です。インテリジェント オートメーションの「価値連鎖をどうやって作るか」を考える前に、強力な実行プラットフォームを確保する必要があります。我々のパートナーがときどき受ける質問に、「RPAを飛ばして、いきなりAIに進むというのはだめですか?」というものがあります。では、自分が目も腕も足もなく、脳みそだけでできているとしたらどうでしょう。想像してみてください。強力なRPA実行プラットフォームとCOEは、どのような形のインテリジェントRPAであっても、前提条件として不可欠です。
  • 「AI効果」のせいで、ゴールポストが常に動いてしまうのは避けられません。半年とか1年というスパンで時代遅れになり、AIとはみなされないような、一連の「チェックボックス」に基づいて、自動化の新しいカテゴリーを定義しますか、それとも、RPA製品の真の変革をもたらす価値と能力、そこから生まれる事業成果に賭けますか?AIテクノロジが成熟するにしたがい、デジタル ワーカーが利用する機能の一部にも、高度なコグニション(認知)やインテリジェンスが含まれることは避けられません。ただし、業務における実際の使用事例での問題を解決するために、RPA製品に必要な一連の属性の1つとしてトータルに評価する必要があります。
  • AI機能を支える安定した実行プラットフォームがなければ、ベンダーはバンドワゴンに飛び乗って、AI機能を押し売りするようなプレッシャーに常にさらされます。さらに悪いことに、場合によっては、使用している一部機能の質または成熟度が標準以下となり、残念なプロジェクトになったり、プロジェクトが失敗してしまったりします。Blue Prismの更新率が100%なのは、理由があります。我々が自分たちのあらゆる主張をバックアップし、どこにも追いつけないレベルのROIを達成できるからです。最近のForrester Total Economic Impact(TEI)調査で、229%のROI、4,900万ドルの節減、わずか15か月という短期間での投資回収が明らかになりました。これはいかなるテクノロジ分野でも、前例がありません。

「The Prism」は、ブログの新シリーズです。ここで人工知能の主要な分野を探るとともに、これらの機能がデジタル ワークフォースの未来にどのように関係するかを検討します。自然言語処理、マシンラーニング、コンピュータ ビジョンなどを扱う予定です。さらに、Open API Economyを利用するメリットを検証し、Blue PrismインテリジェントRPAのエコシステムにおいて、企業による実践的なわかりやすいテクノロジの使用事例を紹介します。

スケーラビリティがあり、拡張可能なプラットフォームの強みをベースに構築された強力なRPA基盤が、どのようにして新たなインテリジェント テクノロジの理解と利用の入口となるかを検証します。

これからも一緒に理解を深めていくことができましたら幸いです。