Celgene、Merck、PfizerおよびPharmaceutical Product Development(PPD)の自動化の取り組みが、患者の転帰改善に向け、デジタル変革を加速
【2019年8月2日】 ロボティックプロセスオートメーション(RPA)のグローバルリーダーであるBlue Prism(〔AIM: PRSM〕、本社:英国ロンドン、CEO:アレスター・バスゲート、日本法人Blue Prism株式会社、本社:東京都港区、社長:長谷 太志)は、Celgene、Merck KGaA、PfizerおよびPharmaceutical Product Development(PPD)といったライフサイエンス産業および製薬業界のトップ企業が、近代化の拡大とデジタル変革推進のために、Blue Prismを活用していることを発表しました。急速に進む革新への対応に常に迫られるこれらの業界では、Blue Prismのconnected-RPA(コネクテッドRPA)プラットフォームを活用することで、プロセスの自動化、販売の迅速化が向上し、人的リソースの解放を促進しています。さらに今後は、創薬の迅速化、臨床試験の有効性の向上や規制順守のより一層の徹底を、これらの企業が推進していくことを可能にします。
製薬会社における創薬は、データライブラリに数百万の分子が保存され、臨床試験期間が今や平均6.8年にも及ぶという、非常に長期にわたる、膨大なデータを扱うプロセスです[※1]。FDAの認可を必要とする処方薬の場合、製剤開発費は26億ドルにも上り[※1]、製薬会社は、ワークフローの効率化、費用削減、利益率改善の必要に迫られています。
ライフサイエンス産業や製剤開発業界を代表する企業は、Blue Prismのconnected-RPAプラットフォームの導入により臨床効果や業務の効率化を実現し、医療チームや従業員が患者や顧客と接する際に、より一層力を発揮できるようになりました。データを統合し手作業によるプロセスを向上させるため、Celgene Fusionは、Blue Prism、AppianおよびPrinceton Blueと共同で、Celgene初となるデジタルワーカー、GIGiを構築しました。GIGiの始動以来、Celgeneは、ツールやデータを必要な人が必要な時に利用できることを実現し、サイクルタイムを5日から1日未満に削減しました。
Pfizerはconnected-RPAを活用し、治験総括報告書の作成サポートなど、幅広いプロセスを自動化しました。報告書の可視化に関わる作業を自動化したことで、人的ミスが軽減し、報告書作成チームは年間約10,000時間の節約に成功しています。RPAはバックオフィスのシェアードサービスに関わることが多い一方、Pfizerでは、2018年1月以降、グローバルビジネスサービス(GBS)以外の中核事業でも47を超える自動化を展開しています。connected-RPAは、FDAコンプライアンスや製品添付文書の更新、出荷書類の照合といった重要なプロセスに利用されています。
Blue Prismのライフサイエンス担当責任者であるジョシュ・ノーブル(Josh Noble)は次のように述べています。「さらなる値下げと特許期限切れによるジェネリック医薬品が増えるなか、バイオテクノロジー産業は市場に大型治療薬を出すことを、より一層求められています。同時に、臨床研究数は人員ベースで4~5倍の割合で増加し、加熱するM&Aによってシステムが細分化されていく一方で、規制当局からは規制内容の変更が常に行われています。Blue Prismは、安全性、R&D、臨床業務へのインテリジェントオートメーションの導入において、顧客数が飛躍的に増加しています。これによって、ワークフローおよび効率性が向上し、スタッフを単純作業から解放して患者中心のサービスに専念させることができ、転帰の改善をもたらすことができます。CovanceやPPDといった顧客は、最終的な利益の達成だけでなく、提供する製品やサービスと顧客体験の差別化にも、Blue Prismを利用しています」
Gilead Sciencesのビジネストランスフォーメーション&プロジェクト担当責任者であるジェームズ・シーヒー(James Sheehy)氏は、自動化によってデジタル変革がどのように可能になるかについて、ライブウェビナーのBlue Prismカフェで次のように示唆しました。「ロボティクスやインテリジェントプロセスオートメーションを無視することはできませんでした。私たちはチームとしてロボティクスの利用に価値があるかどうかを見極めたいと考えました。そこから、RPA導入の道のりが始まったのです。トランザクション処理に取り組むための、また、人員をそれらの作業から解放して付加価値のある活動に専念させるための拡張可能なデジタルワークフォースを構築すること。これが、主要課題でした」
Blue Prismのデジタルワークフォースは、ビジネスプロセスの自動化と拡張に役立つ、機敏性に優れたソリューションを提供して職場をサポートします。予約設定から患者登録や従業員人事サービス、臨床試験管理に至るまで、Blue Prismはデータ収集の安全性を確保して医療をより効率的かつ患者中心に行えるようにし、さらに、医療にかつてない機敏性をもたらします。Blue Prismの医療およびライフサイエンス向けソリューションの詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。https://www.blueprism.com/japan/solutions/industry/health-life-sciences?selected-locale=%E2%9C%93
[※1] DiMasi JA, Grabowski HG, Hansen RW. Innovation in the Pharmaceutical Industry: New Estimates of R&D Costs. Journal of Health Economics. 2016; 47:20-33
Blue Prismについて
新規参入企業が市場を変革させることも珍しくないこのデジタル時代に生き残り、成功できるのは、状況に応じて的確かつ迅速に対応し、革新を進める企業だけです。ロボティックプロセスオートメーション(RPA)を世界に先駆けて開発してきたBlue Prismは、信頼できる安全なインテリジェントオートメーションとしてフォーチュン500に名を連ねる企業や公共機関に採用されてきました。そして今、Blue Prismは、企業のデジタルイノベーターが更なるイノベーションの力を得られるようDigital Exchange(DX)アプリストアがサポートするconnected-RPA(コネクテッドRPA)を提供します。
Blue Prismのconnected-RPAはミッションクリティカルな業務の自動化を可能にし、従業員をよりクリエイティブで意義のある仕事に専念できるようにします。現在、1,500社を超える企業のお客様が、Blue Prismのデジタルワークフォースを、クラウドまたはオンプレミス、さらにはBlue Prismが提供するThoughtonomy SaaSで活用しており、その結果、数億もの時間をビジネスに還元しつつ、何十億もの処理の自動化が実現されています。
Blue Prism(AIM:PRSM)の詳細は、phpstack-686938-2266178.cloudwaysapps.com/japanをご覧ください。また、[email protected]Blue_Prism_JPやLinkedInでBlue Prismをフォローしてください。
© 2019 Blue Prism Limited. “Blue Prism”, the “Blue Prism” logo and Prism device are either trademarks or registered trademarks of Blue Prism Limited. All Rights Reserved.
*当報道資料は、2019年7月16日(現地時間)に、英国ロンドン/米国テキサス州オースティンにおいて発表されたプレスリリースの抄訳です。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先いたします。予めご了承下さい。
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