ニュース | 2019年09月12日

Blue Prism、企業の大規模な業務自動化を推進する先進的なインテリジェントオートメーション機能、「Enterprise V6.6」のリリースを発表

Bp pr v6 6 landingpage

クラウド実行に最適化されたデジタルワークフォースの新機能で

スピード、セキュリティ、ユーザビリティを向上

Blue Prism ([AIM:PRSM]、本社:英国ロンドン、CEO:アレスター・バスゲート、日本法人Blue Prism株式会社、本社:東京都港区、社長:長谷太志)はインテリジェントオートメーションの力をより多くのユーザーが活用できるよう、最新のconnected-RPA製品であるEnterprise V6.6のリリースを発表しました。このBlue Prismのデジタルワークフォースの最新リリースにより、経営陣はより戦略的かつ大規模に業務の自動化を展開できるようになり、イノベーションや新サービスの導入を支援します。

企業は、クラウド版またはオンプレミス版をダウンロードして、最新のセキュリティ、高い利用性、より使いやすい機能に簡単にアクセスできるようになり、より強力に業績の達成に近づくことができます。Blue Prismはクラウド版のデジタルワーカーやDigital Exchange(DX)マーケットプレイスへのアクセスを含む包括的なオートメーションプラットフォームを提供しています。

Blue PrismのDXは、インテリジェントオートメーションの「アプリストア」のように機能し、顧客、リセラー、テクノロジーパートナー企業がすばやくダウンロードできる数百ものアプリケーションで構成されています。DXではABBYY、Appian、Googleなどの企業がBlue Prismと協働して数百のアセットを一括登録しており、パートナー企業はさまざまな業界に機能を提供することができます。DXでは現在150を超えるGoogle APIが提供されており、ユーザーはデジタルワーカーにインテリジェントオートメーション機能をすばやく追加できます。

IDCのインテリジェントプロセスオートメーション担当のプログラムバイスプレジデント、モーリーン・フレミング(Maureen Fleming)は次のように述べています。 「RPAの可能性を最大限に引き出すには、テクノロジーの提供、活用方法、既存の企業システムとの統合や標準を簡素化しなければなりません。今回の発表により、安全なRPAクラウドサービスがサポートされ、エンドユーザーは自動化プロジェクトを容易に試し、実装及び拡張できるようになります」

簡単なアクセスと導入オプション

Blue Prismは、RPAの普及を促進するために、政府機関レベルのセキュリティ要件をも対応できるconnected-RPAサービスのオンプレミス試用版およびクラウド試用版の無償提供を開始しました。オンプレミス試用版では、v6.6で提供される「Getting Start ツアー」に加えて、データベース設定ウィザードと簡便なライセンス体系により、Blue Prismを初めて使用するユーザーの体験をさらに向上させます。

Azureのクラウド試用版は、Blue Prismユーザーに既に高く評価されており、近日中にAWS、Google、IBM、Oracleなど、他のクラウド環境でもご利用いただけるようになります。このDXの新しい製品により、ユーザーはBlue PrismのMicrosoft試用版にワンクリックでアクセスできるだけでなく、Google Cloudユーザーは利用できる機能が大幅に増加し、簡単に活用できるようになります。

入手可能なv6.6の試用版は次のとおりです。

  • オンプレミス試用版:Blue Prismを初めて検討するユーザーは、自社のIT環境ですばやくインテリジェントオートメーションプラットフォームを評価することができます。
  • Azureのクラウド試用版:Blue Prismを初めて検討するユーザーもすでに利用中のユーザーも、この試用版はMicrosoft Azure上のデジタルワークフォースの利点を最大限に活用できるクイックスタートオプションになります。試用期間中、フル機能を備えた仮想マシン上のBlue Prismインスタンスが無償で1台分提供されます。ユーザーは、Azureクラウドの利用分についてのみ課金されます。

FIPS準拠とセキュリティの強化

V6.6は米国政府の要件であるFIPS(連邦情報処理規格)に準拠しています。

FIPSは、軍事以外の政府機関および米国の州や公共機関を支援する請負業者やベンダーが利用するためのドキュメント処理、暗号化アルゴリズム、およびその他の情報技術規格を記述する規準です。FIPS準拠およびAzure上のFedRAMP準拠クラウドサービスとして利用できるBlue Prismは、政府機関にとって理想的なソリューションとなります。

生産性の向上

Blue Prismの機能拡張されたデータゲートウェイを活用することで、Blue Prismで生成するデータ量の管理と、データの最適なメンテナンスができるようになります。主に次の3つの領域で機能が強化されています。

  1. データゲートウェイ再試行:データゲートウェイがエンドポイントにデータを送信できない場合、これをディスク上のファイルに記録し、後で再送信する機能です。
  2. ワークキュー分析スナップショット:ユーザーはワークキューのスナップショットデータをセッションログ、ダッシュボード情報、およびカスタムのオブジェクトデータとともに外部のエンドポイントに送信できます。これにより、外部レポートツールおよびデータストレージシステムで活用できるデータ量を増やすことができます。
  3. データベース保守およびアーカイブの改善: 大きなデータパケットを分割するよう、サーバーとクライアント間のデータ転送メカニズムを変更し、効率性を向上させました。これらの領域における改善によって、Blue Prismデータベースに保存される情報量が減り、ユーザーはより効果的にデータベースを維持できるようになります。

Blue Prismの共同創業者 兼 最高技術責任者(CTO)を務めるDave Moss(デイブ・モス)は次のように述べています。「オンプレミスまたはクラウドの両方から、ユビキタスで使いやすいconnected-RPAにシンプルにアクセスできるようになります。Blue Prismの特徴であるセキュリティやスケーラビリティなど、エンタープライズ版の重要な機能を損なうことなく、展開の柔軟性を高めています。導入における様々な課題を取り除き、イノベーターやビジネスリーダーがRPAのジャーニーをより推進しやすくなることを支援します」


*当報道資料は、2019年9月9日(現地時間)に、英国ロンドン/米国テキサス州オースティンにおいて発表されたプレスリリースの抄訳です。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先いたします。予めご了承下さい。

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