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ニュース | 2020年10月13日

Blue Prism Interactを提供開始

Thumbnail: Blue Prism Interact. Increase Productivity with Human and Digital Collaboration

Blue Prism、Blue Prism Interactを提供開始

エンタープライズ向けインテリジェントオートメーションのプラットフォームを拡張し、
人とデジタルワーカーのリアルタイムでの協業を促進

【2020年10月13日】 インテリジェントオートメーションのグローバルリーダーであるBlue Prism社(AIM: PRSM、本社:英国ロンドン、CEO:ジェイソン・キングドン、日本法人Blue Prism株式会社、本社:東京都港区、社長:長谷 太志)は、Blue Prismのインテリジェントオートメーションのプラットフォームをさらに拡張し、人とデジタルワーカーがリアルタイムで協働するための新機能を提供することを発表しました。Blue Prism Interactは、人とデジタルワーカーが協働するためのプラットフォームであり、従業員がデジタルワーカーとチームを組み、さまざまな業務プロセスの開始、指示、受託、検証、権限の付与などをデジタルワーカーを介して実施することができます。また、営業部門、経営管理部門、事務管理部門の間で共有できる無理のないリアルタイムワークフローを形成します。

Interactは、Blue Prismの特長である、厳格なガバナンス、セキュリティ、回復性、接続性、再利用可能性などを維持しながら、新しいレベルのアクセシビリティと高度化をもたらす、”Attended”オートメーションと市民開発の機能を提供します。Blue Prismは、すべて1ライセンスに含まれるコンセプトで、開発ツール、オーケストレーション機能、管理機能、インテリジェントなOCR、スケジューリング機能などの現在の機能に加え、デジタルワーカーをよりインテリジェンスにするための機能拡張を続けています。Interactはその一環として提供が開始されました。

多くの企業では、人とデジタルワーカーの両方が活躍しており、人とデジタルワーカーは、これまで以上にシームレスで拡張性が高く、かつ安全な協業が求められるようになってきています。Interactは、Blue Prism社のクラウドベースのソリューションとして開発されましたが、今回の発表により、すべてのインテリジェントオートメーションのプラットフォーム(オンプレミスおよびクラウド)に対して提供されることになりました。Interactは、Blue Prism バージョン6.4以降でサポートされ、10ライセンス以上保有し、Production SupportまたはBusiness-Critical Supportを契約しているお客様は追加コストなしで利用できます。

Blue Prism社の会長兼CEOであるジェイソン・キングドン(Jason Kingdon)は次のように述べています。「Blue Prism Interactは、開発者以外の人々に対して、ビジネス主導のノーコードのオートメーションを、直感的な使いやすい形で提供します。同時に、組織としてのセキュリティ要件、接続性、再利用可能性、回復性、監査といった、Blue Prismがインテリジェントオートメーションに提供する機能もすべて保持しています。将来的には、人がデジタルワーカーと協業して仕事を遂行するのが必然となるでしょう。Blue Prismは、人とデジタルワーカー間のよりスムーズなワークフローを実現することで、この変化をさらに加速させていき、顧客に成功と革新をもたらす一助となりたいと考えています。Interactは、包括的なリアルタイムオートメーションを、高い回復性とエンタープライズレベルのセキュリティをもったBlue Prismのアーキテクチャー上で実現します」

Blue Prism Interactには、次のような機能とメリットがあります。

  • 人による制御をすべての自動化プロセスに組み込む
  • 社内外のメンバーとのリアルタイムコラボレーションをサポート
  • 入力フォームをノーコードで作成するインターフェースを提供し、より柔軟性に優れた自動化とデータ入力を実現
  • 自動化推進チームに、自動化プロセスの設計及び管理機能を提供
  • オンプレミス、SaaSサービスなど柔軟な展開オプション

Great Western Hospitalsのプロセスオートメーション開発者であるトム・スラック(Tom Slack)氏は次のように述べています。「Blue Prism Interactを使用することで、外来患者への処方箋の発行に要する時間を短縮することができました。これまで薬剤師は管理やデータ入力に追われていましたが、1日あたり7時間以上を自由に使えるようになりました。新規導入した自動化プロセスは、正確で信頼性が高いことから、後続のプロセスで発生していた問題が解消され、従業員に好意的に受け入れられています。Interactのフォームは、セットアップが簡単で、チーム毎にカスタマイズされたビューを管理する機能があるため、この自動化のアプローチを他の部門にも安全に展開できます。当院では、自動化戦略を促進する上で、Interactをさらに活用することを検討しています」

手動で開始する必要のあるプロセスや、人とデジタルワーカーとの協働が必要となるような複雑なプロセスの自動化にInteractは適しており、活用事例はさまざまなものが考えられます。例えば、顧客向けのポータルやWebサイトで、InteractのWebフォームを活用し、トランザクションを開始したり、データを収集したり、リクエストや質問を処理することができます。このように、電子メールのような構造化されていないコミュニケーションチャンネルを置き換え、より効率的でリアルタイムな業務プロセスを作ることができます。

Everest Group社のプラクティスディレクターであるアマルディープ・モディ(Amardeep Modi)氏は次のように述べています。「人とロボットの協働は、多くの手順が必要なワークフローの管理や、コールセンターのように人によるインプットが必要となる事例において、重要です。Blue Prism Interactは、人とロボットがほぼリアルタイムで情報を交換したり、例外を管理したりするためのインターフェースを提供し、このようなコラボレーションを可能にします」

※当報道資料は、2020年9月21日(現地時間)に、英国ロンドンにおいて発表されたプレスリリースの抄訳です。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先いたします。予めご了承下さい。

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