ニュース | 2019年09月19日

Blue Prism、Oracleとの連携を強化し、デジタルワークフォースの新機能をリリース

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Blue PrismのデジタルワークフォースとOracleの最先端クラウドアプリケーションの統合で、運用効率と俊敏性の向上を実現

2019919ロボティックプロセスオートメーション(RPA)のリーディングカンパニー、Blue Prism (AIM: PRSM、本社:英国ロンドン、CEO:アレスター・バスゲート、日本法人Blue Prism株式会社、本社:東京都港区、社長:長谷 太志)とOracleは統合を強化し、最先端のRPA、人工知能(AI)、および機械学習テクノロジーをビジネスクリティカルなエンタープライズアプリケーション向けに提供することを発表しました。Blue Prismのconnected-RPAプラットフォームとOracleのソリューションの統合により、作業負荷を最適化して、データの統合、集計、分析スピードと正確性の向上を実現、デジタルワークフォースをこれまで以上に大規模に展開できます。Blue PrismはOracle PartnerNetwork(OPN)のGoldレベルメンバーです。

企業がインテリジェントオートメーションの展開を望んでいても、既存のシステムをパッケージツール(ボルトオン)でつなぎ合わせる戦略では、最適な計画は練れません。Blue Prismのconnected-RPAを活用すれば、企業は人間の能力を模倣するAI、コグニティブテクノロジー、およびインテリジェントオートメーションのスキルに容易にアクセスできます。さらに、Blue Prismのデジタルワークフォースは最先端のテクノロジーへの迅速な接続機能を備えているため、持続可能なデジタル変革の道を進む選択肢とその手段を得ることができます。

Blue Prismのconnected-RPAプラットフォームとOracleの先進的なクラウドアプリケーションの統合によって、効率性の向上と同時に、業務プロセスへの適用が促進されます。セキュリティ、スケーラビリティ、パフォーマンスが優先されているため、この新しいワークフォースを導入する企業は次のようなメリットが得られます。

  • 世界最高クラスのセキュリティ:Blue PrismのVeracodeセキュリティレベルは、Verifiedプログラムの最上位であるVerified Continuousです。
  • 運用コストの削減:手作業で行われていた、ルールに基づくバックオフィス部門の管理業務を迅速に自動化することで、業務の費用対効果を向上させることができます。
  • 正確性の向上:ヒューマンエラーを無くし、ミスにより発生するコストを減らします。
  • 顧客満足度の向上:すばやくスマートな成果が得られ、顧客満足度が向上します。
  • 成長の促進と生産性の向上:新しいサービスを迅速かつ低コストで実現できます。
  • 実証された競争的優位:より迅速で包括的なデジタル変革の実現により、革新的なテクノロジーを組み込み、競合他社の一歩先を行くことができます。

Blue Prism AmericasのCTO、ジョン・ウォルデン(Jon Walden)は次のように述べています。「あらゆる業界や業種の企業は、オペレーションの俊敏性を向上させ、ビジネスプロセスをシームレスに実行するための方法を常に模索しています。Blue PrismのデジタルワークフォースをOracleの先進的なクラウドアプリケーションと統合することで、企業は、さらに賢く効率的で協力しやすいワークフローを創るためのツールが備わり、より高い価値のタスクに集中できることになります」

Blue Prismは、Oracle Health ScienceおよびOracle Financial Services事業ユニットと緊密に協力し、業界の専門知識と革新的な自動化を組み合わせて、グローバル企業が直面する最も複雑な問題の解決に取り組んでいます。

たとえば、Blue PrismのインテリジェントデジタルワークフォースとOracle Health SciencesのData Management Workbenchの統合により、製薬会社のデータの集計、データクレンジングが合理化され、研究チームが臨床試験でより適切な判断を下し、より迅速かつ安全に新しい革新的な治療を市場にもたらすことが可能となります。

同様に、Oracle Financial ServicesのFinancial Crime and Compliance Management(金融犯罪およびコンプライアンス管理)ソリューションとの統合により、銀行は重要なマネーロンダリング対策に取り組み、人身売買やテロリズムなどの重大犯罪の資金源を断つことができるようになります。

Oracle Health Sciencesのライフサイエンス戦略担当バイスプレジデント、ジム・ストリーター(Jim Streeter)は次のように述べています。「今日のお客様にとって特に大きな課題のひとつは、臨床試験データの増加と複雑化です。従来型の臨床試験データ管理プラクティスには、手作業による、反復的なデータ集計、データクレンジング、およびプロビジョニング作業が含まれており、現在の臨床試験の要求を満たすような規模の拡大を図るのが困難でした。Blue Prismとソリューションを統合し、Data Management Workbenchの自動化が促進されることにより、製薬会社は臨床試験データの完全かつ信頼性の高い全体像にアクセスできるようになり、重要な判断をより迅速かつ容易に下せるようになります」

Oracle PartnerNetworkについて

Oracle PartnerNetwork(OPN)は、パートナー企業に対してオラクルソリューションの開発、販売、導入に関する優先的な支援を提供するオラクルのパートナープログラムです。OPNではオラクルの製品やソリューションに関し、専門領域におけるトレーニングや専門知識を支援するリソースを提供するほか、拡大するオラクルの製品ポートフォリオ、パートナーベース、ビジネス機会の領域まで、支援を拡大させています。最新のOPNプログラムの強化策はパートナー企業がOracle Cloudに対し行っている投資について認知および報奨制度があります。パートナー企業はOPN Cloud Programを通してOracle Cloudに関する専門的なノウハウおよび顧客への成功実績を差別化とし図れることができます。OPN Cloud Programは既存のOPNプログラムを補完し、Oracle Cloudの推進に取り組むパートナーの認定とそれぞれの段階に応じた特典が用意された革新的なプログラムとなっています。詳細については、 https://www.oracle.com/partners/ja/index.htmlをご覧ください。

*当報道資料は、2019年9月16日(現地時間)に、英国ロンドン/米国テキサス州オースティンにおいて発表されたプレスリリースの抄訳です。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先いたします。予めご了承下さい。

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