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ブログ | 2021年05月13日

インテリジェントオートメーションの時代に向けた市民開発者の育成 – 第2部

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Table of Contents

市民開発の強化

Blue PrismのRobotic Operating Model (ROM)は、Blue Prismの顧客が10年以上にわたり積極的に活用しており、組織内の担当者(市民開発者)が新しい自動化をひとりで作成できるように、権限を付与し、教育することなどを規定しています。ROMでは、市民開発を成功させるために必要な4つの基本的な柱があり、このブログでは最初の2つの柱を採り上げます。

市民主導型開発モデルの確立

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教育と資格

市民開発者は、自身のペースで進められるオンライントレーニング環境を活用する傾向があり、Blue Prismが提供するリソースとの相性は高いと言えます。Blue Prism Portalは、構造化されたトレーニングのチュートリアル、ガイド、テンプレート、ソフトウェアのダウンロード、FAQ、サポートなどにアクセスするための出発点となります。その後、Blue Prism Universityにアクセスし、トレーニングを受けたり、必要に応じて認定を受けたりすることができます。Blue Prism Universityの目的は、市民開発者として成功するための機会、リソース、サポートをあらゆる人に提供することです。
Blue Prism Universityでは、オンラインの自習型トレーニングを無料で提供しています。また、より実践的なトレーニングやインストラクターによるトレーニングをご希望の場合は、パートナー企業が提供するハンズオン・トレーニングもご利用いただけます。

Blue Prismは、市民開発者がソフトウェアをお試しいただき、学んでいただける様々な方法を提供しています。Blue Prism Learning Editionは、製品版と同等の機能を備えており、数分でBlue Prismを起動できるように設計されたシンプルなインストーラーが含まれています。初期設定では、RDA(デスクトップの自動化)のランタイム・リソースも有効になっており、直ぐに利用できるようになっています。Blue Prismは、検証環境や開発環境での稼働については課金していません。そのため、社内の市民開発者がBlue Prismによる自動化のテストや学習をするような場合でも、追加のライセンス料が発生することなく安心して利用できます。

市民開発者はBlue Prism Communitiesで情報を共有したり、サポートを受けたりすることもできます。世界中にいる何千ものユーザーが、このオンラインコミュニティで相互に、そしてBlue Prismとも交流し、新しいアイデアを試したり、インテリジェントな自動化の可能性を探ったりしています。

ツールとテクノロジー

CoEの役割は組織内の市民開発者による開発を促進するための初期ツールキットを準備することです。さらに、CoEはツールキットを継続的に改良し、開発者コミュニティに配布する役割でもあります。

Blue Prismは、Visual Business Objects(アプリケーション・フックポイント)とProcess(ビジネス・プロセス・ロジック)を分離するという考え方で、より、企業が、自組織内のIT技術標準を満たす再利用可能なアプリケーション・インタラクション(オブジェクト)を一元的に集中管理できるリポジトリを提供しています。そのため、市民開発者は、ビジネス要件を満たすプロセスの設計、に集中することができます。また、オブジェクトの設計を、それぞれの分野に特化したアプリケーション事業者に任せるすることで、その業務専門知識が反映されたオブジェクト作成が可能になります。実際の現場業務を重視する市民開発者は、あらかじめ承認されたオブジェクトを画面上でドラグ・アンド・ドロップして組み合わせることで、自動化を迅速に構築できます。

Blue PrismはOCR、機械学習、自然言語処理、コンピュータビジョンなどの高度な機能を提供する100以上のテクノロジーアライアンスプログラム(TAP)パートナーを擁しており、複雑なプロセスを自動化するためのインテリジェントなスキルを必要とする市民開発者のニーズを強力にサポートします。さらに、Blue Prism Digital Exchange(DX)を介して、それらの技術に簡単にアクセスできるようにしています。DXは市民開発者にとって、頼れる情報源のひとつとなっています。

また、Blue Prismは2020年に、市民開発者のコミュニティに役立つ新しい機能をリリースしました。そのひとつが、コンピュータビジョンとデスクトップイベントマイニングを活用した記録ツールのBlue Prism Captureです。Captureを活用することで、市民開発者や業務担当者は、プロセスの文書化や処理ステップの出力ができるようになり、開発サイクルを簡素化しながらも加速できます。

※当ブログは、”Embracing the Citizen Developer in the Intelligent Automation Era – Part II”(英語)を翻訳し、日本市場向けに加筆・改編したものです。

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