Blue Prismのインテリジェントオートメーションが英国NHSによるワクチン接種を支援
【2021年4月5日】 インテリジェントオートメーションのグローバルリーダーであるBlue Prism社(AIM: PRSM、本社:英国ロンドン、CEO:ジェイソン・キングドン、日本法人Blue Prism株式会社、本社:東京都港区、社長:長谷 太志)は、Blue Prismのデジタルワーカーが、英国全土の新型コロナワクチン接種の迅速な実施のため、英国の国民保健サービス(NHS: National Health Service)を支援していることを発表しました。Blue Prismのインテリジェントオートメーションを活用したソリューションは10日以内に開発され、今回の重要な大規模医療事業において迅速に価値を提供しています。
英国では世界で最も効率的なワクチン接種プログラムがスピード感を持って実施されており、すでに人口の約半数が1回目のワクチン接種を受けました。NHSは、テクノロジーを活用してプロセスを効率化することにより、ワクチン接種の複雑な物流需要に対応できるようになりました。
NHSは、第1回および第2回ワクチン接種の報告(ワクチンの種類、接種した側の腕、日付など)に伴う膨大な管理業務を含め、多くの課題に取り組んでいます。全国ワクチン予防接種システム(NIVS)では、ワクチン接種を追跡管理するため、複数のシステムに手動でデータを入力する必要がありました。この作業には時間がかかり、医療従事者が病棟で患者のケアに費やす時間が失われていました。それだけでなく、2回目のワクチン接種を実施するためには報告が完了していなければならず、処理が遅れることで待機時間が長くなっていました。
Blue Prismのインテリジェントオートメーションは、手作業でのデータ処理という最大の問題を解消し、ワクチン接種を効率化してスピードアップさせました。
Blue Prismの会長兼CEO、ジェイソン・キングドン(Jason Kingdon)は次のように述べています。「Blue Prismのデジタルワーカーが、今回の国家的プロジェクトにおいて、NHSのスタッフを支援できたことを誇りに思います。このプロジェクトの真の価値とインパクトにより、世界的危機においてテクノロジーを活用できる新たなレベルが明らかになりました。私たちにとっては、あらためてインテリジェントオートメーションの価値が実証されました。デジタルワーカーが人の代わりに業務を実施することで、人はもっと創造的な仕事、今回はもっと人道的な仕事に集中できるようになりました。私たちがその一端を担えたことを誇りに思っています」
Blue PrismとNHSは、長期的なパートナーとして協業し、数多くのプロジェクトで変革をもたらしてきました。新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以来、NHSは命を守る医療プロジェクトにおいてBlue Prismのデジタルワーカーを活用しています。スタッフの抗体検査の報告を自動化するなど、NHSで懸命に働く医療従事者の業務時間を数千時間も節約しています。
ワクチン接種の実施と並行し、Blue PrismはCOVID-19 対応プログラムを通じて、世界中の組織を支援しています。Blue Prismのソフトウェアは、500ライセンス以上が寄贈され、新型コロナウイルスの感染拡大期間中、幅広い分野で重大な問題を解決するために活用されています。例えば、金融機関による緊急融資業務の支援、旅行会社のキャンセルと払い戻しの処理、エネルギーサプライチェーンの維持、学習のオンラインサービスへの移行などが、当プログラムにより支援されました。
※当報道資料は、2021年3月29日(現地時間)に、英国ロンドンにおいて発表されたプレスリリースの抄訳です。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先いたします。予めご了承下さい。
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