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ロボティックプロセスオートメーションの総合ガイド

RPAとは?ロボティックプロセスオートメーションの解説

ロボティックプロセスオートメーション(RPA)ソフトウェア


RPAは組織の運用方法に革命を起こします。シンプルで使いやすいこのソフトウェアは、人間そっくりに業務を行うRPAボットを展開して時間と費用を節約し、従業員を単調なタスクから解放します。

「RPA」は何を表す語?

RPAはRobotic Process Automation(ロボティックプロセスオートメーション)の略です。ソフトウェアロボットを使用して、人間のワーカーが行うデジタル作業を自動化します。

では、ロボティックプロセスオートメーション(RPA)とは何でしょうか?

ロボティックプロセスオートメーションでは「ボット」と呼ばれるソフトウェア技術が採用されており、ユーザーはこの「ボット」に業務プロセスを実行するよう指示することができます。

一言で言えばRPAは、こうしたボットに付加価値の低い反復作業を管理させる技術です。そのようなタスクをボットのチームに任せることで、よりスピーディーに結果を出し、コストを削減することができます。また、従業員はより付加価値の高い業務に専念できるようになります。

これは、怪しげな技術でも特異な技術でもありません。マッキンゼーのレポートによれば、現在の自動化技術によって従業員の就業時間の45%を解放できる可能性があります。

RPAボットとは

RPAによって、複雑なプロセスを実行する個々のソフトウェアボットを作成することができます。手順を追った指示を与えることで、ボットは行動を模倣し、タスクを実行するようになります。RPAボットはどんなシステム、どんなアプリケーションでも、人間とまったく同じように操作することができます。ただし人間とは違い、RPAボットの方が正確かつ迅速であり、休憩も不要です。

さまざまな種類のRPA

アテンド型の自動化

このタイプはユーザーのデバイス上で動作するもので、通常はユーザーがコマンドを与えない限り起動しません。機密性の高いデータの取り扱いに際してプロセスを起動したり、監査の目的があったりする場合に最適です。一般に、対面で接客を行う従業員や、詐欺やAMLのチェックのような機密性の高いタスクを行う場合に適した選択肢です。

無人型の自動化

このタイプは独立して作動し、ルールベースのプロセスに従ってタスクを遂行します。バックオフィスの従業員の作業負荷を軽減するのに最適です。請求書の作成や会計業務がこうしたプロセスの好例です。

ハイブリッド型RPA

このタイプはアテンド型と無人型をミックスしたボットで、エンドツーエンドの自動化を実現します。フロントおよびバックオフィスの業務全体にわたる作業の自動化や、自動化の拡張を実現する際に最適な選択肢です。

ハイブリッド型RPA

このタイプはアテンド型と無人型をミックスしたボットで、エンドツーエンドの自動化を実現します。フロントおよびバックオフィスの業務全体にわたる作業の自動化や、自動化の拡張を実現する際に最適な選択肢です。

RPAの仕組み

一言で言えばRPAは、プロセスを遂行する人間の行動をボットが模倣する仕組みです。ボットは情報の中から重要なデータを取り込み、システムを操作しながら、従業員が使うのと同じユーザーインターフェース(UI)を使用してタスクを実行します。また、入力に反応したりシステム間で通信したりすることも可能です。

一般に、自動化の対象として最適なのは、ビジネスルールにのっとって反復可能なプロセスを大量に処理するタスクです。

RPAの実際の運用

構築

ボットをインストールし、今後従うべきプロセスの指示を与えることが第一歩です。RPAボットは構築しやすいように設計されていますが、技術的スキルが必要な場合もあります。とはいえ、その多くが構築済みのオブジェクトを備えたローコード、ノーコード式のプラットフォームであり、「ドラッグアンドドロップ」で自動化を実現できます。プロセスを記録しておくか、定義ドキュメントから設計するという方法で、ボットを構築することが可能です。

運用

お使いの自動化がアテンド型か無人型か、またはハイブリット型かによって、運用方法は異なります。

アテンド型の場合、ユーザーは通常、ボットを起動して作業を開始または終了しなければなりません。このタイプのボットでは、特定のタスクを十分に実行できるよう、ログイン情報などの追加の入力が必要な場合もあります。

無人型の場合は、人間が関与することなく稼働します。「トリガーイベント」を使って、タスクの実行の開始時間と終了時間をボットに指示します。このタイプのボットはサーバーや仮想マシンのバックグランドで作動します。

調整

調整によって、RPAボットを管理し、統轄することができます。さまざまなボットのオンとオフの切り替え、グループ分け、各グループへのワークフローの割り振りなどがその一例です。

すでに大規模にRPAを導入しているのであれば、調整は特に重要です。数百から数千ものデバイス上で、常に無数の異なるタスクを自動処理するボットを、調整する必要があるでしょう。

調整

調整によって、RPAボットを管理し、統轄することができます。さまざまなボットのオンとオフの切り替え、グループ分け、各グループへのワークフローの割り振りなどがその一例です。

すでに大規模にRPAを導入しているのであれば、調整は特に重要です。数百から数千ものデバイス上で、常に無数の異なるタスクを自動処理するボットを、調整する必要があるでしょう。

RPAソフトウェアは一種のコグニティブテクノロジーか、それとも人工知能なのか

一言で言えば、答えは「ノー」です。RPAはそのどちらでもありません。

しかし、RPAはインテリジェントプロセスオートメーションとコグニティブオートメーションにとっての基礎です。これらは同じものではありませんが、類似点が多くあります。

RPAは構造化されたデジタルデータを使って、反復作業を行います。一方、コグニティブオートメーション技術は非構造化データを構造化データに変換するものです。RPAはこのデータを使ってプロセスを遂行できるのです。

一般に人工知能(AI)とは、手作業による従来の方法に代わって、ソフトウェアやボットにタスクを実行させるあらゆる技術を網羅する用語です。しかしRPAはAIの一形態というわけではありません。両者の大きな違いは、RPAがロジックと構造化されたインプットに基づいているという点です。対して、AIは自身でロジックを構築し、構造化されていないインプットを使用します。

現在、RPAとAIはインテリジェントオートメーションとして一緒に実装されています。RPAはコグニティブテクノロジーには入りませんが、両者の相性は良好と言えます。これら2つの技術をインテリジェントプロセスオートメーションプラットフォームとして導入すれば、組織はRPAのメリットをさらに引き出すことができます。

RPAは業務プロセス管理ソフトウェアと同じか

答えはまたしても「ノー」です。RPAと業務プロセス管理ソフトウェア(BPMS)を混同してはいけません。両者の最大の違いは、RPAが一連のタスクやプロセスを自動化するのに対して、BPMSはワークフローの無駄をそぎ落とし、合理化するために使われるという点です。つまり、両者はしっかりと補完し合う関係にあるのです。

一言で言えば、BPMによってプロセスの運用を一気通貫で最適化し、合理化することができます。これによって従業員、ボット、システムを含むワークフローを調整できます。RPAボットはワークフロー内のプロセスやタスクを自動化し、効率化を推進します。

RPAと業務プロセスオートメーション(BPA)の関係もこれと似ています。前者は特定のタスクの個々の自動化に重点を置いており、より幅広いBPAの一形態と捉えることができます。各プロセスはおおむね複雑ですが、BPAはそのあらゆる要素を一気通貫で自動化することを目指しています。また、ワークフローのモデル化や調整、最適化に使用される場合もあります。

なぜRPAなのか

現在、利用可能な自動化ソリューションの選択肢は、目が回るほど豊富にあります。その中でRPAを選ぶ理由とは何でしょうか。

組織にRPAを実装するおもな理由は、業務の合理化と長期的なコスト削減の達成です。

従業員レベルでいえば、きわめて複雑な大量のタスクを含む単調な反復作業が、RPAによって一掃できます。これによって従業員は手作業での処理から解放され、より戦略的でクリエイティブな仕事に専念できるようになります。

RPAのメリットとは

スピードと効率性

ソフトウェアボットの作業速度は、特に同じタスクを行う人間と比べればありえないほど速く、そのおかげで処理時間を劇的に短縮できます。つまり、人間なら何時間もかかるようなタスクを、わずか数分で完了できるようになるのです。また、慌てて作業する人間と違い、この速さでも成果物の品質を損なうおそれがまったくありません。

もちろん、こうした作業は単独で行われるものではありません。RPAなら大規模かつ複雑なプロセスでもスピードアップして改善し、組織全体のさまざまな業務を一新することもできます。

正確性によってヒューマンエラーを一掃

誰でもミスは犯すものです。単調な反復作業に何時間も取り組んでいれば、エラーがまぎれこんだとしても不思議はありません。しかし、RPAボットのパフォーマンスは常に完璧です。タスクに関する正しい指示が与えられている限り、RPAボットは常に予測どおり、一貫した結果を出すことができるでしょう。

コストの削減

言うまでもなく、RPAには先行投資と継続的なメンテナンス費用がかかります。それでもボットは、同じ結果を得るのに相当数の人間を使った場合より生産性が高く、低コストで済みます。RPAボットがタスクを実行するときは常に、人間より正確で速いものです。そのため、大幅な業務削減を実現し、従業員を他のタスクに割り当てることができます。

顧客満足度の向上

どんな顧客体験(CX)にも、場面によっては「人間味ある」対応ならではのメリットがあるものです。しかしそれ以外の分野では、顧客もRPAからさまざまなメリットを得られます。たとえばロボットが従業員と一緒に働いていれば、顧客はより迅速な対応を期待できます。

さらには、従業員の自由度という間接的なメリットもあります。RPAが手間のかかるタスクを引き受けることで、より複雑な顧客の問題に取り組む時間が人間の接客担当者に生まれます。従業員は顧客満足度を高めるため、一対一の丁寧な対応に専念できるのです。

アウトプットの増加

RPAはデジタルワーカーの導入によって労働力を拡大する自動化ソフトウェアです。この新しい戦力は1週間休みなしで24時間稼働し、休暇も病欠も不要で、生産性が低下することもありません。

ある程度のトレーニングは必要ですが、インプットに費やす時間よりもビジネスへの貢献時間の方がはるかに多くなるでしょう。さらに、これによって他の従業員はより付加価値の高い作業に専念できるようになります。

スタッフの自由度

RPAによって、データ入力や請求書処理などの単調な作業の重荷はなくなります。バックエンドのシステム自動化を実装すればワークフローが簡素化され、これまでそうした作業に従事していた従業員は解放されます。このような従業員は、難しくクリエイティブな、やりがいのある作業に専念できるようになります。

RPAおよびインテリジェントオートメーションは、驚くほど企業に貢献できるのです。とはいえ、人材とその創造性こそ最も強力な資産であることに変わりはありません。従業員が戦略的に業務の監視、評価、改良を行えるよう解放することが、RPAツール導入の最大のメリットと言えるでしょう。

RPAが抱える難題とは

適切なリサーチや準備もなく慌てて行うと、RPAの実装モデルは難題を引き起こすおそれがあります。

計画段階で慎重になれば、真正面から難題に取り組むことができます。中には、事前に解消できるものもあるでしょう。計画段階では重要な目的が3つあります。第1に自動化の対象とするデジタルシステムとプロセスを特定すること、第2にRPAに関して相談役兼推進役となれるキーパーソンに参加してもらうこと、第3に、予想される難題に備えて従業員の態勢を整えることです。

RPAを検討する場合は、次のような落とし穴に陥らないよう注意しましょう。

非現実的な期待

RPAはデジタルトランスフォーメーションの大きな要因で、驚くほどのメリットを持っていますが、それでも1つの要因にすぎません。つい舞いあがって、RPAを組織の障害を何でも解決できる魔法のソリューションなどと考えがちです。

RPAを導入しても大した違いはないと言いたいわけではありません。正確な実像をつかみ、失望しない程度の期待にとどめましょう。重要な業務目標を設定し、組織のため、RPAがそれぞれの目標達成にどう役立つかをよく考えておくのが大切です。

従業員の反発

当然のことながら、誰もがパフォーマンスの高い「ロボット」の流入を歓迎するとは限らないでしょう。少なくとも今すぐには、です。「機械に取って代わられる」という不安が、RPAに対する社内の大きな抵抗につながるおそれがあります。

これを軽減する1番の方法は、従業員を強力に巻き込み、RPAの導入前に、プロジェクトに関する十分な情報を全員に周知しておくことです。計画やメリット全体について十分な情報を提供するだけでなく、それが従業員1人ひとりの役割に与える影響について理解を深めてもらうことで、不安を大きく和らげ、反発を防ぐことができます。従業員にとってメリットがあると強調することも大切です。

自動化に適したプロセスを選ぶ難しさ

RPAは多くのデジタルプロセスを合理化できますが、すべてが自動化に適しているわけではありません。手作業での入力を大量に必要とする一方でヒューマンエラーも起こりやすいプロセスは、おおむね自動化に適しています。しかしRPAと適合するには、そうしたプロセスが、予測可能で規格化されたルールと、複雑でも明確な指示に基づいている必要もあります。通常、創造性や問題解決能力が必要なプロセスは、RPA向きではありません。

RPAを「単なるIT部門の問題」と見なすこと

どんなデジタルトランスフォーメーションでも同じですが、RPAは企業全体で幅広く受け入れられ、理解される必要があります。経営陣による強力な支持も大切です。これらがなければ、RPAは絶えず大きな頭痛の種になるでしょう。これを防ぐためには、従業員にも参加してもらいながら自動化に適した分野を特定し、その価値を確認することが欠かせません。これにより、RPAプロジェクトの規模を拡大するためのリソースや時間が得られ、拡大を勢いづけることができるでしょう。

導入を成功させるため、RPAの「センターオブエクセレンス(CoE)」を設けるのもおすすめです。そのためには、組織の中からRPAの支援者として最適な人材を選び、参加してもらうことなどが必要です。中でも重要な役割として発掘すべきなのは、変革マネージャー、プロセスに精通した専門知識のある人材、ボットを運用できる人材です。

意思決定にIT部門を関与させないこと

上記の難題とは逆に、IT部門に事前に、そして定期的に相談することなくRPAを導入してしまうという問題があります。CIOやIT部門に当初から関与してもらうことで、必要なリソースも得ながら、自動化の展開を成功させることができるでしょう。つまり、最初からIT部門がボットのメンテナンスを行い、堅牢な自動化の仕組みをどんどん構築していけるように、IT部門を支援するということです。

計画段階でCoEを立ち上げ、IT部門の主要メンバーに参加・関与してもらうようにしましょう。RPAを成功させるにはCIOの賛同も欠かせませんが、ソリューションのアーキテクト、エンジニア、デベロッパーといった他の重要な役割についてもよく考える必要があります。

自動化の拡大

多くの組織にとって、RPAの導入と運用は大規模なビジネストランスフォーメーションプロジェクトの第一歩にすぎません。RPAを始めとする自動化を企業全体に拡大する場合、困難に直面するケースも多いのです。

企業規模での幅広いアプローチを取るための明確な戦略やビジョンが欠如していることは重要な問題ですが、RPA拡大の試みを妨げる要因はほかにもたくさんあります。1つのプロセス内の難題をすべてRPAだけで解決できるはずと仮定して、自動化したいプロセスの最適化に失敗する企業もあれば、必要な人材がいないために、組織全体の規模で求められるレベルの自動化を実行できないという企業もあるでしょう。

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多くの組織にとって、RPAの導入と運用は大規模なビジネストランスフォーメーションプロジェクトの第一歩にすぎません。RPAを始めとする自動化を企業全体に拡大する場合、困難に直面するケースも多いのです。

企業規模での幅広いアプローチを取るための明確な戦略やビジョンが欠如していることは重要な問題ですが、RPA拡大の試みを妨げる要因はほかにもたくさんあります。1つのプロセス内の難題をすべてRPAだけで解決できるはずと仮定して、自動化したいプロセスの最適化に失敗する企業もあれば、必要な人材がいないために、組織全体の規模で求められるレベルの自動化を実行できないという企業もあるでしょう。

RPAで実現できること

RPAには、企業の業務の方法や仕事のやり方を一新する潜在力があります。最も単純なRPAでも、データ入力、ファイルとフォルダの管理、フォームの記入、ルーチン分析と規格化されたレポートの作成といった付加価値の低い反復作業をこなすことができます。AIやOCR、IDPのような高度な技術を付加すれば、先進的な機械学習技術によって、ロボットが顧客と会話したり、構造化データやテキストを解釈したり、さらに複雑な意思決定を行ったりといった、コグニティブプロセスを実行することまで可能です。

RPAをより広範なインテリジェントプロセスオートメーションのプロジェクトの一環として、またはそれ単体で導入すれば、個々の手作業を合理化し、デジタルシステムを一新することができます。多くの組織にとって、RPAは自動化の取り組みの第一歩なのです。

RPAを他の強力なデジタルソリューションと組み合わせれば、企業にとってさらなる価値を解放できます。たとえば、RPAとAIを組み合わせればインテリジェントオートメーション、すなわちハイパーオートメーションを実現できるでしょう。ボットは、はるかに複雑なタスクに取り組むための潜在力を得ることになるでしょう。適切なAIと組み合わせれば、音声理解や応答的コミュニケーションなどのコグニティブプロセスも処理できます。自然言語処理(NLP)を付加すれば、さらに多くのプロセスに対して一気通貫の自動化を達成できるでしょう。

RPAはまた、バックエンドのシステム自動化や従来どおりの自動化など、「重量級」の自動化プロジェクトにも役立つものです。とはいえRPAの美点の大部分はその簡潔さにあります。従来の自動化と違って、インフラの変更はほとんど、または一切不要です。通常はエンタープライズアプリケーションとシームレスに統合でき、既存のUIでの操作が可能で、現行システムのさまざまな機能を使えます。

自動化を開始するための手順

さて、インテリジェントオートメーションを組織に導入したいと考えていても、どこから着手すればいいかわからない場合もあります。自動化という目標を達成し、迅速に着手するのに1番よい方法は、戦略的なロードマップの策定です。

自動化の取り組みに着手するにあたって、おすすめの5つのステップをご紹介します。

  1. 自動化に向けて全員の準備を整え、期待値を設定する。企業全体で賛同を得るため、説得力あるRPAのユースケースを作成する必要があります。従業員の支持を得るには、デジタルワークフォースと人間の従業員を一体化させることが不可欠です。そのためには、達成できそうな投資利益率(ROI)やメリットを提示することが効果的でしょう。
  2. 自動化向きのプロセスを確認し、ボトルネックやサイロ化している箇所の特定と解消を目指す。企業全体で自動化を拡大できるよう、現在のプロセスに存在する障害をすべて取り除く必要があります。プロセスインテリジェンスとはプロセスマイニングとタスクマイニングを組み合わせたもので、現在の業務プロセスを監視およびマッピングし、どのプロセスが自動化に適しているか、改善できる箇所はどこかを決定するものです。
  3. 常に業界の標準を満たす信頼性の高いガバナンスを確立する。センターオブエクセレンス(CoE)の設置は、従業員に自動化戦略に関与してもらい、コンプライアンスを確保するのに適した方法です。CoEは監査適合性とともに迅速な拡張性の実現に役立つでしょう。
  4. 自社に合った拡大可能なオペレーティングモデルを見つける。ロボティックオペレーティングモデル(ROM)は、インテリジェントオートメーションプログラムを戦略的に設定し、拡張するための詳細かつ丁寧なガイドになるものです。これに従えば、自社の拡大に合わせてプログラムを発展させていけるでしょう。またROMによって自動化の成熟度を追跡できるので、組織の自動化の取り組みにおける進捗状況をいつでも把握することが可能です。
  5. タスクベースの細かい変更に注力するよりも、総合的なビジョンに留意する。RPAによって単純なタスクを自動化することに目が向きがちですが、真のデジタルトランスフォーメーションを達成するには、インテリジェントオートメーションでワークフローを自動化するという、さらに大きなビジョンを見据える必要があります。それでこそ、収益と効率性を現実に獲得することができるのです。

RPAの基礎について、さらに詳細をご希望ですか?

インテリジェントオートメーションの設定と拡張に関する手順を追った詳細ガイドについては、SS&C | Blue Prism®ロボティックオペレーションモデル2(ROM™2)をご覧ください。

  • インテリジェントオートメーションとRPAの違いとメリットをご覧ください。
  • ハイパーオートメーションとRPAの違いとメリットについてはこちら。
  • RPA関連用語の用語集はこちら
  • 経営陣の賛同を得るのに役立つRPAのビジネスケースの書き方はこちら。
  • 「将来、RPAは人間の仕事を奪うのか?」といった疑問や、すべての従業員にメリットをもたらすデジタルワーカーの活用法についてはこちら。

RPA戦略について、さらに詳細をご希望ですか?

  • インテリジェントオートメーションがさまざまな業界を支援してきた事例集として、RPAのユースケースはこちら。
  • 達成可能かつ持続可能なRPA導入のビジョンの立て方についてはこちら。
  • 自動化プログラムから最大の利益を引き出すことを目的とした、RPAのROI算出方法はこちら。
  • RPAにまつわるさまざまな難題とその克服法を解説します。
  • 大規模なRPA戦略の実行を成功に導くガイドはこちら。

RPAの展開について、さらに詳細をご希望ですか?

  • クラウドRPAと、ビジネスにとってのクラウドRPAのメリットについてはこちら。

業界別RPAのユースケース

製造業におけるRPA

ユースケース

  • 請求書処理
  • サプライチェーン管理
  • 買掛金処理

製造業におけるRPA

通信業におけるRPA

ユースケース

  • ネットワーク管理の顧客オンボーディングまたはオフボーディング
  • データトランスフォーメーション
  • 債権回収
  • 経費管理
  • 一次解決率(FCR)

通信業におけるRPA

保険業におけるRPA

ユースケース

  • 保険請求の登録と処理
  • 引受
  • 規制コンプライアンス
  • 業務とプロセスの分析
  • 保険の解約
  • 販売と流通
  • レガシーアプリケーションの統合
  • 保険サービス/管理

保険業におけるRPA

小売業におけるRPA

ユースケース

  • 需要と供給の計画
  • 商品の分類
  • 在庫管理
  • コールセンターのプロセス
  • マーケティング自動化
  • 売上分析
  • サプライチェーンの管理とロジスティクス
  • カスタマーサポート

小売業におけるRPA

医療業界におけるRPA

ユースケース

  • 予約のスケジュール設定
  • 患者記録とデータ管理
  • アセットの追跡と管理
  • 診断とデータ分析
  • 患者との接触および治療後のケア
  • 医療保険請求の自動化
  • 収益サイクルの自動化
  • 事前承認の自動化

医療業界におけるRPA

サプライチェーン、運輸・物流業におけるRPA

ユースケース

  • 出荷のスケジュールと追跡
  • 調達と在庫管理
  • 請求処理
  • パートナーオンボーディング
  • 注文と支払いの処理
  • 供給と需要の計画
  • カスタマーサービス

サプライチェーンにおけるRPA

政府および公共部門におけるRPA

ユースケース

  • データの取得と分析(調査と国勢調査の管理)
  • 法律プロセスの自動化
  • コンテンツの移行
  • 登録事務所の処理と管理
  • 助成金申請の処理、許可、レポーティング、コンプライアンス

公共部門におけるRPA

エネルギーおよび公益事業におけるRPA

  • コンタクトセンターのプロセス
  • 仮想エージェント
  • 検針
  • 取引明細書と請求書
  • 顧客アカウントの管理
  • 技術者の派遣とレポーティング

エネルギーおよび公益事業におけるRPA

航空業界におけるRPA

  • 航空管制プロセス
  • 旅客情報
  • 航空機の保守
  • 乗務員のスケジュール
  • 航空券販売
  • チェックイン
  • 請求処理

航空業界におけるRPA

  • 航空管制プロセス
  • 旅客情報
  • 航空機の保守
  • 乗務員のスケジュール
  • 航空券販売
  • チェックイン
  • 請求処理

企業共通のRPAユースケース

財務会計チーム向けRPA

ユースケース

  • 経費精算
  • 財務計画と分析(FP&A)
  • 買掛金と売掛金の処理
  • 会計の変更
  • 口座と銀行の調整
  • レポーティング

財務会計チーム向けRPA

  • 経費精算
  • 財務計画と分析(FP&A)
  • 買掛金と売掛金の処理
  • 会計の変更
  • 口座と銀行の調整
  • レポーティング

ロボティックプロセスオートメーションとは:要点

ロボティックプロセスオートメーション(RPA)とは一言でいえば、ソフトウェアボットを実装し、デジタルタスクの自動化とプロセスの合理化を行うことです

コスト削減や効率化など、RPAには素晴らしいメリットがたくさんあります。課題もあるとはいえ、その多くは適切な準備があれば克服できるものです。

RPAの最大のメリットはおそらく、従業員がクリエイティブで問題解決が必要なタスクに注力できるようになる点です。この点こそ、従業員の賛同を勝ち取り、起こり得る抵抗を抑えるためのカギです。

RPAは、幅広い業界や企業の部署においてビジネス変革を達成する上で、重要や役割を果たすでしょう。金融・銀行業、医療、保険、製造業、小売業、運輸・物流業、エネルギー産業などの実例があります。