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ブログ | 2023年12月11日

インテリジェントオートメーションと予測(2024年版)

インテリジェントオートメーションのトレンドと予測
Table of Contents

自動化の未来とは

自動化は増加傾向にあり、組織は、効率的で自動化されたプロセスを通じて、コスト削減、従業員と顧客の満足度向上、生産性向上を実現する一貫した価値を提供する方法を模索しています。特に、サプライチェーン、顧客サービス、管理業務などの分野で、こうしたデジタルトランスフォーメーションが進むと考えられます。

インテリジェントオートメーション(IA)は、ロボティックプロセスオートメーション(RPA)、AI(人工知能)、機械学習(ML)、業務プロセス管理(BPM)などのテクノロジーを組み合わせて、エンドツーエンドの業務プロセスを自動化します。

では、2024年の自動化に関する予測についてご説明します。

自動化の最新トレンド

現在、話題のトップに上がっているのは、IAが生成AIのような広範なテクノロジーへと発展することです。しかし、来年登場する自動化のトレンドが1つとは限りません。倫理、戦略、ガバナンス、オールインワンソリューション、そしてビジネスユーザーがリアルタイムで自動化テクノロジーを利用する方法など、あらゆる面で変化が起きるでしょう。

SS&C Blue Prismによる2024年の自動化トレンド

SS&C Blue Prismでは、2024年に予想される主な自動化トレンドとして、以下の7つを挙げています。

  1. 生成AI + インテリジェントオートメーション。
  2. デジタルワーカーファーストのプロセス。
  3. ピュアプレイからプラットフォームプレイへの進化。
  4. 戦略的アプリケーション。
  5. シチズンデベロッパー向けのユーザーアクセシビリティの向上。
  6. 倫理的な自動化とESGコンプライアンス。
  7. ガバナンスとセキュリティ。

2024年に主流になるテクノロジー

単純な自動化ソリューションよりも、さらに多くのプラットフォームが活躍することになると考えられます。組織は、自動化を活用して作業量を増やしたいと考えています。例えてみれば、それぞれの蜜壺から数匙の蜂蜜をすくい取るのではなく、蜂蜜店全体を手に入れたいと考えているのです。より多くの企業が、以下のような自動化ツールを含む、総合的なデジタルトランスフォーメーションを実現できる自動化ソリューションを提供するベンダーに注目するようになるでしょう。

自然言語処理(NLP)

顧客からの問い合わせや苦情に自動応答するチャットボットを利用する企業が増えるにつれ、需要に対応し、高品質の顧客体験を継続的に提供するには、会話可能なAIバーチャルアシスタントがさらに必要になります。

生成AI

2023年には、大規模言語モデル(LLM)を使ってコンピューターを学習させ、プロンプトに基づいて新しいコンテンツを生成する生成AIが爆発的に普及しました。これにより、IAの機能を拡張し、コード自動化開発をビジネスユーザーや「シチズンデベロッパー」(企業内の技術者以外のユーザー)の手に委ねる可能性が大きく広がりました。

もちろん、生成AIにはまだ限界があります。それに伴い、適切なガバナンスが求められ、企業は、プロセスのコンプライアンスを維持することが必要になります。2024年には、より多くの企業がAIを利用するようになり、さらにAIの安全な利用方法を模索するようになるでしょう。

アナリストのコメント:2025年までに、ジェネレーティブAIは世界の90%の企業の労働力パートナーとなるでしょう。 – Gartner, We Shape AI, AI Shapes Us
当社スタッフのコメント:「開発技術としての生成AIは障害にぶつかるでしょうが、自動化を含め、人間をサポートして個々の作業をしやすくするために、AIはさらに活用されるようになると考えられます。アプリケーションモデリングや自動化フローのレビューのサポートにせよ、AIは自動化分野の生産性を向上させるものとなります。こうして自動化設計者に創造性や判断力を発揮する時間とゆとりを与える一方で、単調な雑務を削減してくれるようになります」  - SS&C Blue Prism、シニアソリューションコンサルタント、ドリュー・ソンデン
当社パートナーのコメント:「新世代のAIベースの自動化ツールは、「シチズンデベロッパー」の活動を活性化させ、個人がこなせる作業量を増やして生産性を向上させるでしょう」 - Bain & Company、業務プロセス再設計担当グローバルプロダクトリーダー、テッド・シェルトン氏

インテリジェント文書処理(IDP):

多くの組織では、データを統合し、保存と選別をしやすくすることで、情報を安全に利用できるようにしようと考えています。IDPによって、非構造化文書、半構造化文書、構造化文書など、あらゆる形式の文書を、機械可読形式の自動化データに変換できるようになります。これとプロセスの自動化を組み合わせることで、ビジネス全体のプロセスを合理化し、デジタル化できるようになります。

当社スタッフのコメント:「BPM、RPA、IDPを単一のベンダーまたはプラットフォームモデルに統合することは、ビジネスの自動化における広範なトレンドの一部です。業務プロセスや顧客対応を管理・最適化する、さらに全体的かつ効率的なアプローチの提供を目的としています」- SS&C Blue Prismプロダクトマーケティングマネージャー、グレッグ・ウォーカー

クラウドネイティブプラットフォームソリューション

データアクセシビリティは重要です。オンプレミスの自動化用のインフラが不足している組織は、今後クラウドネイティブプラットフォームを利用するようになるでしょう。クラウドネイティブの自動化プラットフォームを利用することで、企業はこれまで以上に柔軟にハイブリッドデジタルワークフォースを導入できるようになります。

アナリストのコメント:企業の70%は、AIプラットフォーム、開発者ツール、インフラストラクチャーのためにクラウドプロバイダーと戦略的提携を結び、2025年までにデータとコストガバナンスに関して新たな企業管理が必要になります。 - IDC FutureScape
当社スタッフのコメント:「クラウドは柔軟性とコントロールを同程度に提供してくれます。顧客は、自動化から移行する際に、AWSやGCPなどのAI、生成AI、コンタクトセンター、不正行為検出などのクラウドサービスへの「呼び出し」を利用し、従量課金ベースで消費される複雑度の高いソリューションを構築するようになると考えられます。デジタルワーカーは、複数のクラウドとアプリケーションにまたがるソリューションを推進することになるでしょう」 - SS&C Blue Prism、アライアンスおよびコマーシャルオペレーション担当副社長、マイケル・マクラフリン

プロセスインテリジェンス

拡張性の必要性は、新しくプロセスを自動化する組織にも、経験のある組織にも影響を与えます。タスクマイニングやプロセスマイニングなどのプロセスインテリジェンスツールは、費用対効果の高い方法でボトルネックを特定し、自動化の新たな機会を探ることで、こうした組織を支援します。こうすることで、IAプログラムに多くのメリットを実現でき、また冗長性を除去することでさらなる効率化を促すことができます。

アナリストのコメント:現在50%以上の組織がプロセスインテリジェンスツールを使用しており、その他の組織も使用を計画しています。– Forrester Predictions2024 Automation 
当社スタッフのコメント:「タスクマイニングは、2024年にようやく大きな目標を実現することになるでしょう。効率化し、プロセスを最適化し、監査の質を高めてコンプライアンスを向上し、企業がデータに基づく意思決定を行えるようにするというものです」 - SS&C Blue Prism、アライアンスおよびコマーシャルオペレーション担当副社長、マイケル・マクラフリン

    業務の自動化におけるトレンド

    仕事は、すばやく、コストをかけず、正確に行う必要があります。そのため、多くの組織では、ビジネスユーザーが簡単に自動化を構築して業務に導入し、プロセスの複雑度を軽減できるよう、ローコードアプリケーションやノーコードアプリケーションの適用を進めています。シチズンデベロッパーにノーコードAPIを提供する自動化市場ベンダーが増え、プロ開発者がそれを可能にするコネクターを構築するようになるでしょう。

    自動化における次の大きな課題

    さらに多くの企業が、LLMやgen AIを、ビジネスの有人分野やタスクに特化した分野で活用することに目を向けるようになると考えられます。しかし、多くのベンダーがAIブームに乗り出す中、企業はどの自動化テクノロジーが着実にビジネスに付加価値をもたらすかを見極める必要があります。

    2024年のAIと自動化のトレンド

    入力データを管理する適切なガードレールを確保するため、IAを組み込んだ生成AI製品が増えることになるでしょう。つまり、一貫性のある信頼性の高いアウトプットを確保するために、既存の自動化分野でのAIの使用を検討する組織が増えるということです。

    AI以降の次のトレンド

    AI以降は、進化するESG規制を中心に、倫理面での自動化が進むでしょう。さらに多くの組織が、それぞれの地域や業界でどのようなESG報告が求められているかを検討する必要に迫られるようになります。また、二酸化炭素排出量、データセキュリティ、従業員満足度などの要素を解決するために自動化に目を向けるようになると予想されます。

    自動化の将来的な目標

    現在、変化するテクノロジーと進化するESG要件によって、新たな領域に向かっています。コンプライアンスを確実に維持するためにデジタルトランスフォーメーションの戦略化が必要な組織は増えており、そのためにSS&C | Blue Prism® Robotic Operating Model (ROM™2)のようなオペレーティングモデルを活用することになるでしょう。

    インテリジェントオートメーションの7つのトレンドと予測

    7 Automation Trends & Predictions 2024

        2024年の自動化の予測

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